誰に頼るのか





人を恐れる人生



「人を恐れるとわなにかかる。しかし、主(神)に信頼する者は守られる。」(箴言29:25)

だれもが幸せになりたいと願っています。では、幸せとはどういう風にして与えられるものでしょうか。よく考えてみると、私たちは他の人からの言葉や、自分がどう評価されているかによって、幸せになったり幸せでなくなったりすることが多くないでしょうか。これでは、自分の幸せが他の人によって左右されてしまいます。

人ではなく、自分自身の心が定まることによって、どんなことがあってもそれをしっかりと受け止めて立ち向かっていく強い生き方ができるのです。そのためにはまず、人の評価を気にする−すなわち人を恐れる生き方から脱却しようと心を定めることが必要です。人の態度で一喜一憂することをやめ、相手がどうであれまず自分がするべきことを淡々とやっていこうと決めるのです。

例えば、職場でいつも自分にいじわるな人がいたとしても、その人の態度や表情に振り回されることをやめ、たとえ相手が返事をしようとすまいと自分の方から気持ちよく挨拶しようと決めて実行していく時、いつの問にか相手の方から挨拶してくれるようになっていることを経験するのです。相手がこうであってほしいといつも願っている人生は、自分の願い通りにならないとすぐに傷つき苦しくなってしまいます。人の態度によって影響を受ける人生ではなく、かえって人に良い影響を与える人生となれたら幸いです。




なぜ人を恐れるのか



私達は幼い頃から人の目を気にする生き方を自然に学んできました。子供の時には親に依存して生きていますが、その時に親から受け入れられていることを経験するならば、自然に自分の気持ちを素直に表現できるようになります。しかし反対に自分の感情を親に受け入れられないでいると、親に頼りたいという気持ちがあっても、言ってはならないという気持ちが自然に出てきて、自分の思いを心の中に押さえ込むことが身に付いてしまいます。そして、頼りたい気持ちと親へのうらみが複雑にからみあって、色々な態度となって現れてくるのです。

なぜだかいつもじぶんがイライラして感情を制御できないというのはこの2つの思いがからまって自分の気持ちを素直に出せなくなっているためなのです。人を恐れて自分の素直な気持ちを言い表すことができず、その一方でいつも人が自分の願うようにしてくれるのを待って、心の中でイライラする・・・そのような人生ではなく、自分の素直な気持ちを表現し、自分からすすんで主体的に生きていく人生となれたら幸いです。そのためにほどうしたらよいのでしょうか。聖書は、人(の目)を恐れるのではなく、神様を信頼しなさいと語っています。




神に信頼して歩む人生



「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたし(キリスト)のところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ11:28)

私達は多くの場合、人生の中で疲れた経験を持っています。しかし、そんな疲れた自分をそのまま投げ出せる所は多くありません。私達が一番リラックスできるところは、だれからも責められたり悪く思われたりせず、また過大にも過小にも評価されないで、ありのままを受け入れられる所ではないでしょうか。聖書の神は私達の良い所も悪い所もそのまま受け止めて下さる方です。だから、疲れた時には疲れたと、苦しい時には苦しいと、心の中にあるがままを神様に祈ってよいのです。

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」(ピリピ4:6)

こんなことを祈ったら悪いのではないか、バチがあたるのではと思う必要はないのです。神様は私達を悪くとるようなお方ではありません。私達を「恵もうと待っておられる」方・・・すなわち私達に良いことをしたいといつも考えておられる神様なのです。

あなたの本当の願いが何なのか、自分で分かっているでしょうか。私達は案外ごまかして生きるために、本当の自分の騒いさえわからなくなっていることが多いのです。そのままの状態から、自分の願いや気持ちを素直に神様に祈ってみて下さい。その時神様からの平安で心が満たされ、多くの困難や試練があってもそれを乗り越えていくカが与えられるのです。

自分の人生を撮り返ってみて、確かに人を恐れる人生、人の評価や言動によって自分の幸せ感まで支配されるような人生だったと気付いたならば、それを認めて、人が恐いんですと正直な気持ちを一つ一つ神様に申し上げて下さい。その時、人を恐れることから解放され、どんなことがあってもあるがままを生きることのできる人生へと踏み出すことができるのです。




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