心の健康





心の健康



「主は遠くから、私に現われた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。・・・わたしは再びあなたを建て直し、あなたは建て直される。」(エレミヤ31:3〜4)

私達は皆体の健康には気を使い、ちょっとのことでも色々心配して病院に行ったりします。しかし、人間は体だけでできているのではありません。肉体と魂(心)とによって、私という者があるのです。ですから、肉体を気遣うのと同じ様に、私達の魂(心)に対しても十分気遣う必要があります。体が時に病気になるように、様々なストレスによって心も病気になることがあります。心の病気というと、何か恐ろしい特別なことと思ってしまいがちですが、そうではありません。誰にでも起こりうることなのです。

何もする気にならない、何を考えても悲観的になってしまう・・・心の弱さを覚え、鬱的な状態に陥ってしまうことが、あなたにもあるのではないでしょうか。それを認めたら負けだとばかりに、あるいはそうだと認めるのが恐い故に、ただ我慢しつっぱって生きて行くなら、それだけで疲れ果ててしまいます。そういうこともあるんだと、正直に自分の姿を認めて行く中で始めて、そこから解放され立ち直って行くことができるのです。私達は皆不完全であり、また多くのストレスの中を生きているのですから、その影響を受けないはずがありません。その結果、神経過敏(気になって仕方がない)や不安でしょうがない状態になってしまうこともあるのです。ではその様な時、どうしたらよいのでしょうか。まず初めに、なぜ自分がその様になるのか、その原因を知ることが必要です。




不安や神経過敏になる原因



身体的な原因

甲状腺機能の低下や血管の影響など、物理的なものが原因でなることもあります。

幼い時の経験(親からの過度の批判や拒否)

親はしっかり育てなくてはと厳しくしたつもりでも、子供にはそれが拒否されたと映り、心に深い傷を負ってしまうことがあります。その時、自分はダメだ、生きる価値がないと思いやすくなります。親に拒否されないように、親に気に入られなくてはと考え、そのために自分の生き方ができなくなって、いつも人からの評価ばかりを気にして、結果的に不安の中に生きるようになってしまうのです。大人になっても、人から評価されなかったり、拒否されたりすると、もう立ち上がれないほどショックを受け、鬱状態に陥って何もできなくなることさえあります。反対に、甘やかしや過干渉もまた、不安の原因になります。親が危ないものをすべて取り除いてくれるので、自分では何もそういうものを経験しません。自分にとってはすべてが未知の経験ですから、それが不安の元となるのです。また、親が神経過敏であったり不安感が強かったりすると、子供もそれを受け継いでしまいがちです。

長期間持続する圧迫と緊張

神経が張りつめた状態が持続すると、回復が難しくなり、強い刺激があるとプツンときれてしまいます。

過去の挫折や失敗

また失敗するのではないかという不安をかきたて、恐れや無気力感を与えます。

不十分な準備

生まれつき雄弁だと思える人も、実は十分な準備と経験があるからこそ、そうできるのです。十分な準備と訓練がなければ、誰でも不安になるものです。

罪悪感

罪責感を持っていると、不安をぬぐい去ることができません。

コミュニケーション不足・社会情勢の不安

これも不安を駆り立てる原因となります。

霊的問題が未解決

自分は死後どうなるかの解決がないと、大きな不安をもたらします。

私達を不安にする原因は、たくさんあります。小さなことでも重なると、私達の頭はパニックになり、イライラして普通ではない言動もでてきます。自分はどんな時落ち込みやすいか書き留めておくと、自分を知る助けとなります。その原因に気付くだけで、自分を受け止められる様になり、かなりの部分そこから解放されるようになるのです。




心の回復



さて、原因が分かったなら、次はそれに立ち向かい、処理していくことが必要です。そのためには、知らず知らずのうちに頭の中に刷り込まれてしまった“自分には価値がない”という考えを変えていかなければなりません。神様は、

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ43:4)

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。」(イザヤ43:10)

と語っておられます。神様はあなたを愛して下さるので、あなたが極度の憂鬱になって、自分を見失うような時でも、あなたを受け入れ、あなたと共にいてくださるのです。あなたがそれを受け取る時、心に平安がやってきます。この平安こそが私達を神経過敏やプレッシャーから解放してくれるのです。まさに、イエス・キリストは私達の内にその様な平安を与えるために来て下さいました。ぜひ心を開いて、この方を心の真ん中にお迎えして下さい。あなたが落ち込んでしまう時にも、神様がそこから立ち上がらせてくださいます。もしあなたが、神様が自分を愛してくれるとは思えない、自分に価値があるとは感じられないと思われるなら、「分からないのです。分かるようにして下さい。」と、ぜひ祈って頂きたいのです。

・・・この神様の中に生かされるようになった時、私達の生き方は次第に変えられていきます。自分の弱さを素直に認め、受け入れられるようになります。感情をコントロールでき、またいつもありのままの自分でいられます。不自然な緊張や横柄な態度がなくなり、考え方も積極的になっていきます。これは、自己受容できた人の姿です。この神様の愛を受けとめて、そのように生かされていく一人一人とならせて頂きたいものです。




制作 : ©2000 仙台福音自由教会 - 聖書についてもっと詳しく知りたいと思われた方はお気軽に お問い合わせ 下さい
アクセスカウンタ