2011年4月19日「石巻キリスト教会での仕分け、自治会館に物資を届ける」

昨日のレポートの通り、今日からは4名のボランティアチームの方々に単独での動きをお願い致しました。以下はK先生のレポートを中心にしたご報告です。
「石巻キリスト教会に物資を届けると同時に、物品の仕分けをした。教会の全ての部屋が物資で埋まっている状態で、仕分けるスペース確保にも困難でした。その後、教団教派、国境の壁を越えて多くのクリスチャンが集まり人数が増えたため、郊外に物資を届けることにした。途中である自治会館で物資が不足しているという情報を聞いてそこに向かった。そこでは60名程度の避難者が何の仕切りも無い部屋に寝泊まりしていた。物資の必要を尋ねると逡巡したのち、女性用の上の下着(ブラジャー)と申し出られた。震災以来、一度も取り替えていないという(上の下着はサイズが細かくあるので支援物資として集めづらい事情があります)。チームに女性メンバーがいたので彼女が詳しく必要を伺い、一旦教会に戻って物資を届けた。下着については後日届けるという約束をして後にした。仙台に帰る道では、大潮のため道路が冠水していた。バンパーに木材が刺さった車も見かけた。」
後日談として、メンバーのO姉が帰宅後、早速下着を集めて下さり、宅急便で会館に届けて下さいました。後日そこを訪れた石巻キリスト教会の伊藤先生によれば、「避難者の方々は大変喜んでおられました」とのことでした。こういう配慮ができることこそ、まさしく教会ならではないかと思わされます。今後は、このような面での支援が必要になってくることでしょう。

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